症例12 奈良県北葛城郡河合町在住 20代男性
便秘と腰痛の症状
20代前半の若い方で、一年前から腰痛が出だしたが、最近特に痛みが強く出てくるようになったので、他の治療院で施術を受けたが改善せず、当院に来られました。
お話をお聞きすると仕事で立ちっぱなしで重いものを毎日持つとのことでした。
また、最近お腹の調子も悪く便秘もあることを確認しました。
便秘と腰痛の施術
初回時、動作の検査では腰を反る時と左右に身体を倒す時に痛みが誘発されるのを確認しました。
筋膜の反応を診ると腰方形筋と大腰筋に反応が出たので、これらの筋膜を調整後に骨盤と背骨、股関節を調整しました。
その後、再度動作の検査をしましたが腰を反る時と左右に身体を倒す時の痛みに変化はなく、再度反応の出た腰方形筋と大腰筋の筋膜を調整しました。その後も痛みに変化はなかったので、便秘が原因してる腰痛と判断し、便秘解消の施術に切り替えました。その結果、腰を反る時と左右に身体を倒す時の痛みが緩和されました。
食べる量を少なくし、特に朝食は抜く、またはお米やパンは抜くことと、お水を一日かけて1リットルから2リットル飲むことをお勧めし、施術を終了しました。
便秘と腰痛の考察
腸等の消化器官の疲労で便秘になると繋がりのある腰の筋膜が緊張し、腰痛が起こります。
臨床上、慢性の便秘をもっている方は慢性の腰痛を持っている場合が多く見られます。
便秘と腰痛を持っている方はまず慢性の便秘を改善させることが腰痛改善の早道だと思われます。
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たけもと接骨院・整体院
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院長 武本昌史(柔道整復師