症例46 奈良県北葛城郡河合町在住 10代女性
ソフトテニス時に踏み込む時の膝の痛みの症状
以前に来られていた親御さんの紹介で来院された方です。
お話をお聞きすると部活でソフトテニスをしているのですが、ソフトテニスの練習で足を踏み込んだ時に膝に痛みが走るということでした。
当院に来られる前に整形外科で診てもらったが画像所見上は骨には異常がなく、膝蓋骨(お皿)が外に向いていると言われたということでした。
ソフトテニス時に踏み込む時の膝の痛みの整体
初診時に検査をすると膝蓋骨(お皿)の下、膝蓋靭帯の部分が痛いとの事でした。
疼痛部からオスグットやジャンパー膝に似た症状であったが、筋反射などの検査をしていくと膝より足首に問題があるようで、足首の可動域が悪く、体重がうまく掛けられないのではと推測しました。
整体はまず始めに足首の歪みを調整する施術をして、再度検査をすると足を踏み込んだ時の膝の痛み、違和感が消失したので、最後に身体全体のバランス調整をしました。
局部の治療で痛みを消失することもありますが、再発防止のためには身体全体のバランスを整える必要があるためです。
その後、自宅でのセルフケアを教え、次回来院時に痛みが無ければ治療を終了すると伝え、この日の整体を終了しました。
ソフトテニス時に踏み込む時の膝の痛みの考察
整体の現場ではオスグットやジャンパー膝等のスポーツ障害の膝の痛みは膝以外に原因がある場合も多く見られ、今回のように膝の痛みを出している原因が足首にある場合もあるのです。
医療機関ではオスグットやジャンパー膝等のスポーツ障害の膝の痛みに限らず、その他の膝の痛みについても、膝だけを治療することが多く見られますが、実は膝の痛みは膝以外に原因があるという症例でした。
オスグッドがなかなか改善せず困っている方が多く見られますが、的確に原因を見つけることができればオスグッド等のスポーツ膝は比較的短期間にスポーツ復帰できる障害です。
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たけもと接骨院・整体院
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院長 武本昌史(柔道整復師)