症例50 奈良県天理市在住 40代男性
寝てても痛む腰椎椎間板ヘルニアの症状
当院ホームページをご覧になり来られた方です。
1か月前に整形外科で腰椎椎間板ヘルニアの診断を受け、ブロック注射等の治療を受けていたが、改善せず現在は仕事にも行くことができずに休んでいる状態ということでした。
当院に来られた時は奥様の付き添いがあり、痛みで顔を歪めながら入って来られました。
症状はお尻から脚の下肢全体に痛みとしびれがある状態でした。
立っていても、座っていても、寝ていても下肢に痛みとしびれがあり、痛み止めを1日4回飲まないと痛みで夜も眠れないということでした。
寝た姿勢で整体を行っている時もかなり辛そうでした。
また、仕事を長く休んでいるのが気になるということで早く仕事に復帰したいという希望がありました。
寝てても痛む腰椎椎間板ヘルニアの整体
「初回の整体」
まず、初めに座位での骨盤の状態を確認しようとしたのですが、座っているのが辛いということでしたので、寝た状態から始めることにしました。
足首の歪みを整える施術から始め下肢から腰の施術を行いました。
しばらくすると痛み止めが効いてきたので、痛みとしびれで歪んでいた顔に余裕が出てきました。
整体終了後にこの痛みやしびれが急激に治まることは無いことを伝え、変化の仕方はまず痛み止めの効きが良くなり、次に痛み止めの回数が減り、痛み止めを飲まなくなり、痛みやしびれが徐々に消失してくることを伝えました。
最後にこの激痛はある程度の日数がかかることも伝え納得していただき、この日の整体を終えました。
「八回目の整体」
この回になると下肢全体に出ていた痛みやしびれの範囲が狭まり、痛みとしびれも大幅に軽減し、苦痛で顔を歪める状態も無くなってきました。
現在は仕事に復帰されています。
寝てても痛む腰椎椎間板ヘルニアの考察
当院に腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛等の下肢の痛みやしびれの症状で来られる方は非常に多くおられます。
程度の差はありますが、この症状はほとんどの方がかなり辛そうに来られます。
その中でも今回の方はかなり重度でした。
私の整体の現場では、重度の腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛等の下肢痛は、諦めずに根気良く治療を続けると、ほとんどの場合改善すると感じています。
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たけもと接骨院・整体院
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院長 武本昌史(柔道整復師)