症例60 奈良県生駒郡斑鳩町在住 50代女性
歩く時の膝の疼きの症状
当院ホームページをご覧になり来られた方です。
半年程前に転倒し左膝を傷めたのが原因で、1か月前に半月板の内視鏡手術をしたということでした。
また、手術はしたものの歩く時の膝の激痛と安静時の疼きがあり、仕事に行けないので困っていると仰られていました
歩く時の膝の疼きの整体
「初回の整体」
歩行を確認すると脚を引きずりながらで、ほとんど膝が動いていない状態でした。
ベッドに上向きで寝てもらい左膝を確認すると腫れと熱感があり、膝が伸びていないことをご本人に伝え、改善の見通しと期間を説明させてもらい、施術に入りました。
施術は骨盤矯正後に下肢の筋膜リリースを行い、足首矯正、膝の矯正と進め、最後に日常生活の注意事項と自宅でセルフ筋膜リリースを伝え、この日の整体を終えました。
「二回目の整体」
疼痛の変化なし。
施術は初回と同じ内容を行いました。
「三回目から四回目の整体」
疼痛に変化はないが膝の機能障害は改善してきている。
「五回目の整体」
疼痛に変化なし。
施術終了後に良くなってきているので、そろそろ痛みが緩和してくることを伝えました。
「六回目の整体」
前回の施術から疼きが無くなり仕事に行けるようになったということでした。
歩く時の痛みは残存するが、膝が動くようになっており、歩き方も良くなっていました。
「七回目の整体」
前回よりも歩行がさらに良くなり、曲がっていた膝が伸びるよになってきており、現在も完治に向けて治療中です。
歩く時の膝の疼きの原因の考察
この方の場合、変形性膝関節症が進んでいたので膝の関節の固着を取ることを中心に行いました。
膝関節を調整しても、変形性膝関節症が進んでいる場合、膝のお皿が強度に固着している方が多く見られます。
この場合、膝のお皿の固着を取り除く必要があります。
膝のお皿の固着が外れ動きが良くなると、嘘のように膝が楽になることがあります。
変形性膝関節症等の治療をしても、膝の痛みで苦しんでおられる方はお皿の固着が残っているのかもしれません。
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たけもと接骨院・整体院
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院長 武本昌史(柔道整復師)