症例65 奈良県北葛城郡広陵町在住 30代女性
手を着く時の手首の痛みの症状
以前に膝の痛みで来られていた方です。
転倒して右手を着いてから右手首の痛みが1か月以上続くとのことでした。
病院で検査をしたら骨折は無いということでした。
手首を曲げる動作の特に手を着く時に痛みが強く出る状態でした。
手を着く時の手首の痛みの整体
「初回の整体」
初検時、右の上肢を診ると肘が伸びていなく、肘の曲げ伸ばし時に違和感を訴えられました。
手首を調整する前に肘の施術を中心に行う必要がありました。
施術は肩甲骨の歪みをとり、動きを良くした後、肘の歪みを調整しました。
その後、手首の調整と筋膜リリースを行い、自宅でできるの筋膜リリースと日常生活の注意点を伝え整体を終えました。
「二回目の整体」
前回と同様の施術を行いました。
「三回目の整体」
肘の伸びも良くなり、歪みも改善されたのでこの回からは手首を中心に施術しました。
「六回目の整体」
手を着く時の手首の痛みも消失し、この回で治療を終了しました。
手を着く時の手首の痛みの考察
手首の痛みはほとんどの場合、肘や肩の機能障害が原因しています。
特に今回のように転んで手を着いたのが発生要因であれば、地面からの衝撃が手首だけでなく、肘や肩にも加わり機能障害を起こします。
日常生活での同じ動作の繰り返しでも同じように肘や肩に負荷がかかります。
ですから手首の痛みは、まず肘や肩の施術が必要になってくるのです。
たけもと接骨院・整体院
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院長 武本昌史(柔道整復師)