パソコンと書く動作が原因の肩から腕の痛みとしびれの症例

症例111  奈良県北葛城郡河合町在住 50代女性

パソコンと書く動作が原因の肩から腕の痛みとしびれの症状

久しぶりに来られた方です。
以前は股関節の痛みで来られていましたが、今はすっかり良くなり今回は右肩から腕の痛みとしびれで困っているということでした。
1か月前からパソコンと書く仕事が多くなり、そこから右肩から腕の痛みとしびれが出始めたという状態でした。
寝ている時も右上肢全体が疼くので、ぐっすり眠ることができないということでした。
病院勤務されている方なので、勤務先で診察してもらうと頸椎ヘルニアと診断され、治療を続けていたが改善せず、手術が必要かもと言われたのが不安だと仰られていました。

パソコンと書く動作が原因の肩から腕の痛みとしびれの整体

「初回の整体」
初検時、頸椎を検査しても特に痛みやしびれが増強しなかったので、他も診てみると肩甲骨が外上方にかなりズレていて、胸椎(背骨)も固まっていました。
これらを刺激するとしびれが増強したので、頸椎ヘルニアが原因の痛みとしびれではないと判断し、肩甲骨と胸椎(背骨)の矯正に上肢の筋膜はがしの施術を行い、最後に骨盤矯正で身体の歪みを整えました。
「二回目の整体」
症状は少し緩和されたということでした。
施術は前回同様に行いました。
「六回目の整体」
肩から腕の痛みしびれ共に消失しました。
ご本人はすごく喜んでいましたが、仕事の負荷が続くので経過観察していくことをお伝えし、二週間後に受診するよう指導しました。
「七回目の整体」
指示した二週間後には来院されずに、1か月後に来られました。
ご本人は前回から症状が治まっていたので、治癒したと自己判断され受診を中止したが、数日前から症状が再発したということでした。
症状が一時的に治まっても、原因が残っていると再発することを説明し、自己判断せずしっかり施術していきましょうとお伝えしました。
「十回目の整体」
症状と原因も消失したので施術終了としました。

パソコンと書く動作が原因の肩から腕の痛みとしびれの考察

整体の現場では頸椎ヘルニアと診断されて来られる方を多く見ます。
ですがそのほとんどが、今回の症例のように筋膜性の原因から来るものと当院では考えています。
頸椎ヘルニアと診断され手術を勧められたり、治療に難渋されている方は一度ご相談くださいませ。

上肢の痛みしびれについてはこちら

 

たけもと接骨院・整体院
〒636-0073 奈良県北葛城郡河合町広瀬台3丁目6−3 アルプス 1F
0745-31-5702 

院長 武本昌史(柔道整復師

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