症例118 奈良県御所市在住 60代男性
ジョギングがきっかけの膝の痛みの症状
当院ホームページをご覧になり来られた方です。
三年前から右膝の痛みが出だし、整形外科でヒアルロンサン注射を打っていたが痛みが治まらず今まで来たという状態でした。
膝の痛みが出たきっかけはジョギングをしてからということで、ジョギングは三年間できず再開したいという希望をお持ちでした。
ジョギングがきっかけの膝の痛みの整体
「初回の整体」
初検時、膝の疼痛動作を確認すると歩行時に膝を曲げて宙に浮いた状態になると痛みが生じるという状態でした。
正座やしゃがむ動作では膝の痛みが生じないということでした。
症状から膝関節の機能障害や機質障害は無く、筋膜が原因の痛みだと推察しました。
施術は下腿、大腿、臀部の筋膜リリースを行い、最後に骨盤矯正を行い、再検査すると膝の痛みのレベルが半分くらいに緩和していると仰られました。
日常生活の注意点とセルフ整体を伝えこの日は終了しました。
「二回目の整体」
前回の施術で7割程緩和したということでした。
施術は筋膜リリースを中心に行いました。
「五回目の整体」
膝の痛みが三割残存している状態で、施術後は膝の痛みが消失するが、歩いているとだんだんと膝の痛みが戻ってくるということでした。
「八回目の整体」
五回目の整体と同じ状態が続いているということでした。
膝のお皿の動きが悪く固まっている状態があったので、筋膜ではなくそこを中心に施術しました。
施術後に膝の痛みは消失したので、これでまた痛みの戻りが出るかを観ることにしました。
「十一回目の整体」
八回目の整体から膝の痛みの戻りが少なくなり始め、この回では戻りも無くなり膝の痛みを消失したので、ジョギングも少しづつ再開することを伝え施術を終了しました。
ジョギングがきっかけの膝の痛みの考察
今回の方は稀な症例でした。膝の障害のほとんどは正座やしゃがむ動作で膝の痛みを訴えられますが、これらの動作は問題ないということでした。
原因は数カ所あり、最後に残った原因を見つけるのに苦労したのも稀な症状であったことが考えられます。
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たけもと接骨院・整体院
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院長 武本昌史(柔道整復師)