口を開ける時に音が鳴る顎関節症の症例

症例122 奈良県天理市在住 20代男性

 

口を開ける時に音がする顎関節症の症状

当院に来られているお母様の紹介で来られました
お話をお聞きすると痛みは無いが、口を開ける時に右顎で大きな音がするのがすごく気になるということでした。
歯科でマウスピース等の治療をしていたが、改善せずに今まで来たという状態でした。

口を開ける時に音がする顎関節症の整体

「初回の整体」
初検時、顎関節の状態を確認すると、開口時に顎が左に持って行かれるのが確認できました。
左の咀嚼筋が右と比べて過度に緊張しており、その結果、開口時に顎が左に持って行かれ、右の顎関節がズレてしまい、右顎関節で大きな音が鳴ると推察できました。
施術はまず始めに身体全体の歪みが大きったので、その歪みを整えることにしました。
次に顎関節と連動している、頸椎の歪みを整え、最後に左の咀嚼筋の過緊張を緩める施術、顎関節矯正を行いました。
左で物を噛む習慣があるということでしたので、なるべく右側で噛むよう伝えてこの日は終了しました。
「二回目の整体」
変化なし。
前回同様の施術を行いました。
「五回目の整体」
この回になると開口時の右顎関節の音が少し小さくなってきました。
施術は頸椎、肩甲骨、顎関節の矯正を行いました。
「十回目の整体」
左の咀嚼筋の過緊張は改善され、開口時の右顎関節の音は残存するものの、ご本人はあまり気にならなくなったと仰られていました。
現在は1か月に1回のメンテナンスに来られています。

口を開ける時に音がする顎関節症の考察

顎関節症の原因は咀嚼筋の左右のアンバランスから顎が片側に引っ張られ、顎関節にズレが生じることから起こることが多いです。
また、頸椎の歪みや肩甲骨の歪みも原因の一部になっていることもあります。
歯科でマウスピース等の治療をしても、顎関節症が改善されない場合は当院にご相談くださいませ。

 

たけもと接骨院・整体院
〒636-0073
奈良県北葛城郡河合町広瀬台3丁目6−3 アルプス 1F
0745-31-5702

院長 武本昌史(柔道整復師)

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