症例137 奈良県香芝市在住 60代女性
膝関節の水腫の症状
当院に来られている看護師の患者様のご紹介で来られた方です。
二か月程前に膝を着いて掃除をしていた時に転んでしまい膝を傷めたということでした。
整形外科を受診したがなかなか改善しなくて困っている時に当院を紹介されたということでした。
お聞きすると膝だけでなく、臀部から大腿部後面にかけても痛むという状態でした。
歩行時も脚を引きずりながら辛そうにしておられました。
膝関節の水腫の整体
「整体1回目」
初検時、左ひざ関節に水が溜まり腫れて熱感もありました。
膝の曲げ伸ばしの制限もあることを確認しました。
また、骨盤の歪みと殿筋のこり(トリガーポイント)もあり、これが原因で座骨神経痛も出ていることが推察できました。
施術は超音波治療器で膝の水を散らすことから始めました。
その後に下肢全体の筋膜リリースと足首、膝関節、骨盤の固着を取る矯正を行いました。
整体終了後に日常生活動作の注意点とセルフ整体を伝えました。
「整体3回目」
膝に溜まっている水が少なくなり痛みも緩和してきています。
膝の曲げ伸ばしの制限は変化がない状態でした。
施術は前回同様に超音波治療器で膝の水を散らすことから始めました。
「整体5回目」
膝の水腫も治まり痛みと坐骨神経痛はほぼ消失しました。
正座をする時の痛みが少し残存しています。
普通に日常生活動作ができるようになり喜んでおられました。
「整体7回目」
正座もできるようになり施術終了となりました。
ご本人の希望で1か月に1回予防のケアで施術に来られることになりました。
膝関節の水腫の考察
膝に水が溜まり腫れた状態で来られる方はたくさんおられますが、変形性膝関節症が強度に進んでしまっていなければ、ほとんどの場合膝関節の水腫はおさまってくると感じています。
膝は病院で手術を勧められた場合でも整体で改善することはありますので、まずご相談くださいませ。
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たけもと接骨院・整体院
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院長 武本昌史(柔道整復師)