症例40 奈良県北葛城郡広陵町在住 10代男性
サッカーボールを蹴る時の膝の痛みの症状
当院ホームページをご覧になり来られた中学生のサッカー選手です。
サッカーで右膝を傷め、整形外科で治療を受けていたが改善せずにHPで当院を見つけ来られました。
試合があるので練習を休むことができず、痛みを我慢して練習しているうちにどんどん悪化してきたということでした。
また、明日試合があるのでどうしても出なければいけないということでしたので、1回でどこまで改善できるかはわからないがやれるとこまで治療してみようと伝えました。
サッカーボールを蹴る時の膝の痛みの整体
「初回の整体」
初検時に痛みの出る動作を確認すると、ボールを蹴るテイクバックの時に膝のお皿の上が痛むとのことでした。
足首の骨折の既往歴があったので、足首を検査すると顕かな可動制限がありました。
足首の可動制限は膝に負担をかけるので、まず始めに足首の調整を行い、次に下肢の筋膜を検査し、原因筋膜を見つけ筋膜リリースを行いました。
ほとんどの場合痛みの原因となっている筋膜は数か所あるので、施術して再検査を繰り返しながら原因筋膜を探していきました。
整体後、再検査するとボールを蹴るテイクバック時の痛みが、ほぼ消失していたので自宅でのセルフケアを教えて、日常生活の気をつける点を伝えて初回の整体を終えました。
「二回目の整体」
初回から1週間後に来られ、試合のことを聞くとほぼ痛みなくプレイできたということでした。
整体後に本人には次回来た時に、膝の痛みが戻っていなければ治療を終了にすると伝え終えました。
お会計時に次回の予約日時をお聞きしたところ、付き添いのお母様がだいぶ良くなったので、様子を見たいと仰られたので痛みは一時的に治まっていることもあり、まだ膝の痛みが再発する可能性もあり、それだけでは治癒と判断できないことを伝え、次回の予約をしてもらいました。
「三回目の整体」
検査すると痛みは消失していましたが、足首の固さと身体の歪みが残存していたのでその部分を施術し、この回で治療を終了しました。
サッカーボールを蹴る時の膝の痛みの考察
当院の整体の現場では経験上、スポーツ障害でよく見られる膝の痛みやオスグッド、ランナー膝等はほとんどの場合原因は筋膜の歪みにあると感じています。
的確に原因を見つけるとこれらのスポーツ障害は短期間に改善し、スポーツ復帰することが可能であると考えています。
また、今回のように痛みが消失したらすぐに治ったと自己判断し、通院を中止してしまう方がおられますが、施術者側の治癒の判断は痛みがぶり返さない状態になったことをいいます。。
痛みを再発させないためにも自己判断しないことをおすすめします。
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たけもと接骨院・整体院
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院長 武本昌史(柔道整復師)