症例126 奈良県奈良市在住 50代男性
しゃがむ時の膝裏の痛みの症状
当院ホームページをご覧になり来られた方です。
テニスがきっかけで6年前に膝裏の痛みを発症し、病院の治療や整体等の施術も受けたが改善せず、1年間テニスを休んだということでした。
1年間テニスを休むとしゃがむ時の膝裏の痛みが改善したので、最近テニスを再開すると膝裏の痛みが再発したという状態でした。
テニスをした後は特にしゃがむ時の膝裏の痛みが強くなるということでした。
ご本人は今後もテニスを続けたいというご希望がありました。
週二回のテニスを現在は週に一回にしているということでした。
しゃがむ時の膝裏の痛みの整体
「整体1回目」
初検時、膝を確認すると関節の問題はほとんどなく、膝裏の膝窩筋にできたトリガーポイント(こり)を確認できました。
膝を曲げる時に膝裏のトリガーポイント(こり)が圧迫されることにより、疼痛が出ると推察できました。
施術はまず超音波治療器で膝裏のトリガーポイント(こり)を緩めることを行いました。
次に筋膜リリースと足首の歪み矯正、骨盤矯正を行いました。
その後、しゃがむ動作をしてもらうと少し疼痛が緩和されていました。
最後に自宅でできるセルフ整体と日常生活の注意点を伝えてこの日の施術を終えました。
「整体2回目」
前回の施術後から疼痛が少し緩和したということでした。
施術は前回同様の施術を行いました。
「整体7回目」
テニスの練習を二回に増やすと疼痛が強くなったということでしたので、一回に戻すことにしました。
「整体12回目」
テニスの練習を二回に増やしたが、疼痛が強く出ることはなかったということでした。
ただ、しゃがむ動作をしてもらうと完全にしゃがむことはできずお尻が少し浮いてる状態でした。
「整体20回目」
前回の施術から完全にしゃがむことができるようになり、テニスもまったく問題なくできているということでした。
テニスを継続するので1か月に1回のメンテナンスをお勧めし、施術を修了しました。
しゃがむ時の膝裏の痛みの考察
膝を曲げる時、正座の時、しゃがむ時に膝裏の痛みを訴える方はよく見られますが、ほとんどの場合は今回の症例よりも短期間で施術終了になることが多いです。
この方の場合は発症して6年経過しているので、膝裏のトリガーポイント(こり)がかなり固まっていて、施術期間が通常よりも長くかかったことが考えられます。
同じ症状で困っている方はお早めに相談してくださいませ。
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たけもと接骨院・整体院
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院長 武本昌史(柔道整復師)