肩の痛みと五十肩の疼きの症例

症例167 奈良県在住 50代女性

肩の痛みと五十肩の疼きの症状

かなり前に来られた事がある方です。
今回は左肩が痛むということで近くの整体院で施術を受けたが、合わなくてどうしようかと考えていたところ当院の事を思い出して来られたということでした。
症状は夜じっと寝ていても肩が疼く状態でした。

肩の痛みと五十肩の疼きの整体

「整体1回目」
初検時、左肩の動きを観ると肩関節が拘縮して肩の可動域も制限されており五十肩になっているのが確認できました。
ご本人は肩の痛みが酷いの何とか痛みを少なくしたいと仰られていました。
施術はまずは痛みを取ることを中心に行い、可動域を正常に戻すのは肩の痛みが少なくなってから行うことをお伝えしました。
「整体2回目」
肩の痛みに変化はなく寝ている時の疼きを残存していました。
施術は骨盤矯正に脊椎矯正と身体全体の歪み調整をしてから左肩の施術を行いました。
触診で左の肩甲骨の位置がズレて固まっているのが確認できました。
「整体3回目」
肩の痛みは残存し施術中も痛みを訴えるので慎重に肩甲骨剥がしを行いました。
「整体4回目」
肩の痛みは残存していて肩甲骨剥がしと上肢の筋膜リリースを行いました。
「整体5回目」
肩の痛みが少なくなってきて寝ている時の痛みは消失しました。
「整体10回目」
肩を動かす時の痛みがかなり少なくなり、施術中の痛みも消失したのでこの回から可動域を回復させる施術に切り換えました。
「整体15回目」
現在は肩関節の可動域も徐々に戻ってきている状態です。

肩の痛みと五十肩の疼きの考察

五十肩を発症して初期は痛みや疼きが強く出ることが多いです。
その場合肩関節の可動域を回復させる施術を行うと肩の痛みや疼きが増強します。
ですので五十肩の初期は痛みを少なくする施術だけを行います。
肩の痛みや疼きが少なくなった後で肩関節の可動域を回復させる施術に切り換えることが患者様の苦痛が少なく、五十肩が効率的に良くなると考えています。

五十肩についてはこちら

 

たけもと接骨院・整体院
〒636-0073
奈良県北葛城郡河合町広瀬台3丁目6−3 アルプス 1F
0745-31-5702

院長 武本昌史(柔道整復師)

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