服を脱ぐ時の肩の痛みと手のしびれの症例

症例184 奈良県北葛城郡王寺町在住 60代男性

服を脱ぐ時の肩の痛みと手のしびれの症状

奥様のご紹介で来られた方です。
車の運転をする職業の方で、1年程前から左肩の疼痛があり、特に服を脱ぐ動作で痛みが強く出るということでした。
また、両手のしびれも出ることがある状態でした。
手のしびれについては病院での検査で頚椎が原因であると言われたと仰られていました。

服を脱ぐ時の肩の痛みと手のしびれの整体

「整体1回目」
初検時に確認すると肩甲骨の上に付いている筋肉にトリガーポイント(痛みの引き金になる凝り)ができていることを確認しました。
施術は腕から順番に上肢全体の固まっている筋膜を剥がすことから行い、最後に超音波治療器でトリガーポイントを処置していきました。
この日は自宅でできるセルフ整体を教えて終了しました。
「整体2回目」
症状は変化はなく、前回と同じ施術を行いました。
「整体3から5回目」
症状は変化はなし
「整体6回目」
服を脱ぐ時の肩の痛みが緩和してきました。
「整体8回目」
痛みが気にならなくなってきました
「整体10回目」
左肩の痛みと左手のしびれが消失しました

服を脱ぐ時の肩の痛みと手のしびれの考察

当院では肩の痛みで来られる方の鑑別を大きく下の三つに分けています。
① 拘縮肩(五十肩)

② 腱板断裂

③ トリガーポイント(筋肉の凝り)

①は改善はしていくものの施術期間が長くかかります。
②整体の範囲外で手術が必要になるので病院を受診してもらいます
③改善までの期間が比較的短くすむ

特に②は施術者としては絶対に見逃してはいけない原因で、注意深く慎重な検査が求めれれます。
また②は整体の現場ではよく遭遇する病状で60代以降の女性に多いと感じています。

肩こりや肩の痛みについてはこちら

たけもと接骨院・整体院
〒636-0073
奈良県北葛城郡河合町広瀬台3丁目6−3 アルプス 1F
0745-31-5702

院長 武本昌史(柔道整復師)

 

関連記事

Leave a Comment