症例10 奈良県北葛城郡王寺町在住 50代女性
更年期障害からくる腰痛肩こりの症状
長年の体調不良がある方で知人の紹介で当院へ来られました。
初検時にお話をお聞きすると長年の腰痛と肩こりに、食欲不振、内臓不調にとにかく体力がなく自宅の階段を上るのもきつい状態が何年も続いていると訴えられました。
身体もやせ形で顔色を悪く、表情も疲れた感じでした。
更年期障害からくる腰痛肩こりの整体
初検の姿勢観察では身体全体がかなり歪み姿勢が崩れている状態でした。
改善させるのにかなり苦戦しそうな状態の方でしたので良くならない可能性もあることと、良くなるとしても時間がかかることをお話し、納得していただいた後施術を開始しました。
初回は全身の筋膜、骨格調整で終了し次回の予約を取っていただきました。
施術2回目までは筋膜、骨格調整のみを行いましたが、お腹を触ると力がなく内臓疲労にホルモンバランスと自律神経の乱れが考えられましたので施術3回目からは更年期障害に対しての施術に変更しました。
すると少しずつ腰痛や肩こり、その他の体調不良が改善してきました。
結果的には予想していたよりも短期間でお元気になられ、昔は大好きだったがずっと飲むことができなかったビールが美味しく飲めるようになり、自宅の階段も楽に上がれるようになりました。狐につままれたようだと喜んでおられました。
更年期障害からくる腰痛肩こりの考察
男女に関係なく更年期からくる体調不良を訴える方の場合、ホルモンバランスを整えるのと同時に、自律神経を副交感神経優位に持っていき内臓を活性化させるとさまざまな症状が改善されることが多く見られます。
身体に現れる症状は身体からの声であり原因ではありません。
身体の回復システムが正常を取り戻すと内なる自然の叡智が身体を自動修復しだします。
私たち施術家が身体を治しているわけではないことを再認識する例でした。
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たけもと接骨院・整体院
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院長 武本昌史(柔道整復師)