産後の腰痛と股関節痛と産後骨盤矯正の関係

症例29 奈良県北葛城郡河合町在住 20代女性

産後の腰痛と股関節痛と産後骨盤矯正の症状

当院ホームページをご覧になり来られた方です。
4か月前に出産され育児に追われる日が続き、徐々に腰の痛みが強くなりだし、歩くのも困難になってきたとのことでご主人に付き添われて来られました。

産後の腰痛と股関節痛と産後骨盤矯正の整体

「初回の整体」
初検時、施術室に入ってこられる時は痛みで腰を伸ばすことができず、かなり前かがみの姿勢になっており
右下肢を引きずりながらなんとか歩ける状態でした。
右下肢に力が入らずに踏ん張ることができず、腰に激痛があるとのことでした。
ベッドに寝てもらうのが大変な状態でしたので、まず始めに座った姿勢で骨盤(仙骨、仙腸関節)と腰椎の調整を行い、その後なんとかベッドに上向きで寝てもらいました。
産後に骨盤と股関節が歪んだ状態が残っていたので、上向きの姿勢でも骨盤、股関節の歪みを調整し、下肢の筋膜リリースを行い、最後に回復を早める調整をし施術を終えました。
この日は施術を終えベッドから起き上がってもらう時も痛みが強くなかなか起き上がれない状態でした。
「二回目の整体」
翌日に来ていただいた時は、右足の引きずり方が改善されていて、昨日よりは動けると仰られていました。
施術は昨日出来なかった横向きの姿勢ができるようになったので、その姿勢から骨盤と股関節を調整し、インナーマッスルの筋膜リリースと回復を早める内臓疲労調整と自律神経調整を行いました。
整体終了後にベッドから起き上がる時は、痛みで苦戦しながらも前回よりも短時間に起き上がることができました。
「四回目の整体」
疼痛は残存するものの、姿勢も前かがみの姿勢がかなり改善し、右側下肢の踏ん張りも強くなってきて動作が早くなってきました。
「八回目の整体」
痛み歪み共に消失しこの回で治療を終了しました。

産後の腰痛と股関節痛と産後骨盤矯正の考察

産後に骨盤や股関節の歪みが残った状態で育児をすると、身体全体の過度な負担がかかり腰痛やギックリ腰、股関節の痛み等が強く出ることがあります。
今回の方の場合は骨格の歪みに加えて、内臓疲労や自律神経の乱れもあり、重度の状態になっておられました。
産後、骨盤や股関節等の歪みを長く放置していると内臓や自律神経にも悪影響が出ることも考えられます。
産後に身体に不調を感じた場合は早めのケアを行うことをおすすめします。

産後骨盤矯正についてはこちら

 

たけもと接骨院・整体院
〒636-0073
奈良県北葛城郡河合町広瀬台3丁目6−3 アルプス 1F
0745-31-5702

院長 武本昌史(柔道整復師)

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