症例98 奈良県北葛城郡王寺町在住 30代女性
座り仕事の方のお尻と脚の痛みの症状
当院ホームページをご覧になり来られた方です。
五日前から朝起きると右のお尻から脚にかけて痛みとしびれが出てきたということで、典型的な坐骨神経痛の症状が出ていました。
歩くのも辛そうな状態で、仕事にも支障があるという状態でした。
この方はミシンを使うお仕事で、毎日右足を動かすことが多くあるということでしたので、その動作が原因していることが推察されました。
座り仕事の方のお尻と脚の痛みの整体
「初回の整体」
初検時、右足首を動かしてもらうと、右のお尻から脚にかけて痛みとしびれが誘発されました。
骨盤の歪みと固さと足首の歪みと固さが診られたので、ここを中心に歪みと固さを取る施術を行いました。
施術後、下肢のだるさが軽減されと仰られたので、生活上の注意点と自宅でできる整体を説明し施術を終えました。
「二回目の整体」
前回の施術から変化なし
「三回目の整体」
右のお尻から脚にかけての痛みとしびれが、半分くらいになったと仰られました。
この日は下肢の筋膜剥がしを中心に施術しました。
「五回目の整体」
右のお尻から脚にかけての痛みとしびれが、ほとんど気にならなくなったということでした。
「六回目の整体」
昨日から再び痛みとしびれが出てきたということでした。
お話をお聞きすると痛む側の右足を仕事でかなり使っているということでしたので、右足を使う頻度をできる範囲で減らすよう伝えました。
「七回目の整体」
右足を使うのを減らし、左足を使う頻度を増やすと、右のお尻から脚にかけての痛みとしびれが緩和してきたということでした。
「十回目の整体」
この回で右のお尻から脚にかけての痛みとしびれは消失しました。
念のため1か月後に検査に来るよう伝え、施術を終了しました。
座り仕事の方のお尻と脚の痛みの考察
当院には多くの坐骨神経痛で困っている方が来られますが、今回の症例のように順調に改善していても、急に痛みやしびれがぶり返すことは珍しいことではありません。
ぶり返すにはその理由があります。
多くは日常生活動作の負荷が原因しています。
ご本人は良くなってきたのでこれくらいは大丈夫だと過信していることが多く、何か心当たりがないかを尋ねても、ほとんどの場合わからないと言われます。
施術者には問診でその原因を見つけることが要求されます。
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たけもと接骨院・整体院
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