症例１１７ 奈良県生駒郡斑鳩町在住 ４０代女性
セラピストの腰痛の症状
以前に腰椎ヘルニアで来られていた方です。
数年ぶりに来られ以前の腰椎ヘルニアは治癒しているが、最近中腰の姿勢が多くなり、腰痛が出てきて困っているということでした。
今のセラピストの仕事をずっと続けたいので腰痛を改善したいという切実な思いがありました。
セラピストの腰痛の整体
「初回の整体」
初検時、立った姿勢で腰を前屈してもらうと顕著に腰痛が出る状態でした。
骨盤を確認すると歪みがあり固まっている状態でした。
骨盤周りの筋膜リリースを中心に骨盤矯正を行いました。
施術後は特に変化はありませんでした。
「二回目の整体」
前回と同様の施術を行いました。
「五回目の整体」
検査をすると特に目立った機能障害は消失していたので、立った姿勢で腰を前屈した時の痛みは緩和しているかとお聞きしましたが、ご本人は腰の痛みは同じで緩和していないということでした。
この段階では悪いところが見当たらないので、寝ている間に疲労をリセットできていないのではと考え、毎日２リットルを目安にお水をこまめに取ることをお勧めしました。
「六回目の整体」
お水を毎日２リットル取るようにしてから、腰痛が緩和しているということでした。
この回から代謝を上げて身体をリセットできるよう内臓疲労調整と頭蓋骨矯正に施術を切り替えました。
「八回目の整体」
立った姿勢で腰を前屈した時の腰痛はほぼ消失し、仕事も支障なくできているということでしたので、これで施術終了としました。
セラピストの腰痛の考察
腰痛の原因はさまざまな物があります。
構造面の機能障害であれば骨盤等の構造の機能障害を取り除くと腰痛は改善しますが、今回のように栄養面（水の摂取不足や偏った食生活）が主な腰痛の原因であることも少なくはありません。
カウンセリングをしていると偏った食生活は自覚している方はいますが、水の摂取不足を自覚している方はほとんどいません。
人の身体の６０％以上は水で構成されています。
身体の構成成分である水が不足すると身体の修復力が低下します。
当院では１日２リットルを目安にお水（お茶等の他の水分ではなく）を取ることをお勧めしています。
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たけもと接骨院・整体院
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院長 武本昌史（柔道整復師)
