下腿の痛み・しびれと筋肉の関係

症例175 奈良県北葛城郡王寺町在住 70代女性

下腿の痛み・しびれと筋肉の関係の症状

ご紹介で来られた方です。
1か月以上前から左下肢に痛みとしびれが出だし、整形外科や整骨院で座骨神経痛の治療を受けていたが改善しないので知人の紹介で当院に来られたということでした。
今は膝から下の下腿外側の痛みとしびれが一番気になるという状態でした。
既往歴に昔の右股関節の骨折がありました。

下腿の痛み・しびれと筋肉の関係の整体

「整体1回目」
初検時、左殿筋の過緊張と左足部のアライメントの崩れ、そして左股関節が外側方向に捻じれているのが確認できました。
施術は足部のアライメントを整えて、左殿筋(梨状筋)に超音波治療を行いトリガーポイント(こり)を処理していきました。
その後、骨盤矯正と股関節の歪みを整えました。
この日は自宅でできるセルフ整体を教えて終わりました。
「整体2回目」
特に症状の変化はなく
前回同様の施術を行いました。
「整体3回目」
この回は殿筋(小殿筋)に超音波治療を行いました。
その後確認すると座骨神経痛の脚の痛みとしびれが消失していました。
「整体4回目」
座骨神経痛の脚の痛みとしびれはほとんど感じなくなったということでした。
施術は前回同様に殿筋(小殿筋)に超音波治療を行いました。
「整体5回目」
座骨神経痛の脚の痛みとしびれは消失しました。
次回から定期的にメンテナンスに来られる予定です。

下腿の痛み・しびれと筋肉の関係の考察

この方は既往歴に右股関節の骨折があったので、過度に左下肢に重心が乗る傾向にあります。
そのために足部のアライメントが崩れ、殿筋の過緊張を起こしていたと推察されます。
殿筋群の梨状筋や小殿筋にトリガーポイント(こり)ができると骨盤や股関節も歪み、その結果座骨神経痛を起こすことは整体の現場ではよく観られます。

腰痛・座骨神経痛についてはこちら

 

たけもと接骨院・整体院
〒636-0073
奈良県北葛城郡河合町広瀬台3丁目6−3 アルプス 1F
0745-31-5702

院長 武本昌史(柔道整復師)

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