症例23 奈良県北葛城郡河合町在住 60代女性
腰痛と股関節と膀胱炎の症状
清掃のお仕事をされている方です。清掃での身体の負荷や無理な姿勢が続き右側の腰部と右臀部付近の痛みがあり、歩くのも辛いとのことでした。
腰痛と股関節と膀胱炎の整体
「初回の整体」
初検時、歩行時の痛みに腰を捻る動作で痛みを訴えられました。
立位での姿勢検査では右の骨盤が上がっている状態でした。
施術はまず最初に座った状態で右の骨盤(仙腸関節)を調整し、腰椎5番から胸椎12番を調整しました。
次にベッドに上向きになってもらい下肢の筋膜リリースを行い、仙骨と腰椎4番5番を調整し、この日の整体は終了しました。
「二回目の整体」
この日来られた時は痛みが少し緩和しているとのことでした。
検査をすると歩行jの痛みはほぼ消失しており、腰を捻る動作での痛みが残存している状態でした。
この日は下肢の筋膜リリースをした後に右の股関節の歪みを整える調整を重点的に行い、その後検査をすると腰を捻る動作での痛みがほぼ消失していたので、今回はここで1週間後に来院するよう伝えて整体を終了しました。
「三回目の整体」
この日来られた時は痛みと歪みのもどりがあったので、お話をお聞きすると清掃の仕事で中腰の姿勢が長時間続いたとのことでした。
この日は下肢の筋膜リリースをした後に戻りのある右の骨盤(仙腸関節)と右の股関節の調整をし、再度検査すると痛みがほぼ消失していたのでここで整体を終了し、また1週間後に来院するよう伝えました。
「四回目の整体」
この日は改善しているが、清掃の仕事が終わって帰宅した後、痛みが出てくるとのことでした。
右の股関節の歪みの戻りが少しあり、ここを中心に整体しました。
「五回目の整体」
最近、膀胱炎になり薬を飲んでいるとのことでしたので、これが右股関節のもどりの原因だと仮説をたて、今回は膀胱炎の改善のための整体を行い、お水をしっかり飲むよう伝えて終了しました。
「十回目の整体」
その後も膀胱炎の改善のための整体を続けて、この回で治癒したので治療終了となりました。
腰痛と股関節と膀胱炎の考察
腰痛にもいろいろな原因がありますが、片側に寄っている腰痛は股関節の歪みが大きく原因していることが多く見られます。
整体をしても戻りやすい身体の歪みには内臓疲労が原因していることが多く、今回は股関節の歪みの原因に膀胱が関係している症例でした。
現在、この方は仕事の身体への負荷が大きいので月に一回の歪みチェックと内臓疲労調整に来られ良い状態を維持しておられます。
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たけもと接骨院・整体院
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院長 武本昌史(柔道整復師)